情報とは差異である

グレゴリー・ベイトソンは「情報とは差異である」とした。コミュニケーションするとき、大方の情報はお互いにあらかじめ了解しているということだ。そしてコミュニケーションの場の共通のコンテキストのなかで情報を組み立て、内容をつくる、というわけだ。コミュニケーションのなかでは編集空間が踊っているわけサ。人とうまくコミュニケーションがとれなくなってしまうのも、まず共通の編集空間の組み立てに失敗したとみて間違いないだろうネ。