走るか歩くか

今日は雨。昨日友人が雨のとき「走ったほうが濡れないか、歩いたほうが濡れないか」をシミュレーションしたらどちらも同じだったと言っていた。(ホント?)


まず傘をささない場合を考える。普段歩いている速度と、倍の時間をかけてゆっくり歩いた場合を考える。どう考えても、ゆっくり歩いたほうが濡れる。もっとゆっくり歩いてついに立ち止まってしまったら…。


今度は十分に大きな傘とちょっと小さな傘を用意して同じ速度で歩く。きっと小さな傘のほうが濡れる。


次にちょっと小さな傘をさして歩き、十分大きな傘をさしてゆっくり歩く。同じになるかも知れない。では同じ大きさの傘だったらいかが?


次に十分大きな傘をさして歩き、ちょっと小さな傘をさして走る。これは上と同じ。でも心理的には小さな傘で走ったほうが濡れそうな気がする。すると、同じ大きさの傘で歩いたときと走ったときは、心理的には同じになりそうな気がする。


ところが走ると傘をさすのが難しい。これは傘が小さくなるのと同じ。歩いたときと同じさしかたをするなら、同じになるかも知れない(もちろん距離や雨の降り方や傘のさし方がかかわるけれど)。


みなさんは歩く派、それとも走る派?


そろそろ、一番小さくたためて一番大きく広がるシナジェティック・アンブレラが欲しいものだ。