桜氏と四十五分のこども

桜氏より電話。薬が効いているらしく少し長話。一番の話題はこどものための社会。どのようにしてインターネットをこどもに移譲するか、こどものコミュニケーションから何を学ぶか、こどもの時間、こども新聞など話題はつきず四十五分。彼にとってはいま四十五分は四十五日にあたる。一刻のなかでこどもに思いを巡らせている。幻覚に悩まされながらも、桜氏のことばがどんどん透きとおっていく。こんな透明なことばが足りない。