悉皆屋(しっかいや)

悉皆屋は、エディトリアルなネットワーカーだった。京の地に絢爛と現れる有象無象の文化を縫い合わせ、ひとつの形に仕上げていき、そこに呉服文化をつくった。いま、日本に不足している役である。病院のベッドの桜氏と電話で悉皆屋をつくる話をする。戦略を書きます、企画を書きます、コンサルティングします、などというよりも「悉皆屋です」の一言がいい。やはりNipponesqueで行かなくっちゃ。