2004-04-28から1日間の記事一覧

時間割

そんな按配でいま「学校」のシリーズを模索しながら企画している。3日で1日4コマ、計12コマの時間割を組み立てる。12コマでひとつの区切りとなるから講座の組み合わせに自然にストーリーが生まれる。また3の4の12という数が人にとっては区切りを…

私塾

一方で私塾の動きもある。とりわけ注目したいのが中西進の「中西人間塾」である。生も死も清も濁もやわらかく包みながら日本を語る中西進の語り部の現場がある。ここには大学にあったような制約は何もない。あるのは人の知の現場そのものである。いまの学校…

コミュニティ・スクール

金子郁容らが進めているコミュニティ・スクール構想も少しずつではあるがひろがっているようで注目したい。これは伽藍の学校からバザールの学校への試みである。だが、ここにもひとつ落とし穴がある。学校の中身である。知の構成だ。それぞれの場所で一等に…

夏の学校、森の学校

いま、「学校」のあり方を気にかけている。近代の黄昏とともに襲ってきたのは、伝承されていく「知」のあり方である。現行の学校制度のなかではそのなかに入れることができず埒外となってしまう知も多くある。実は日本の現行の学校も一神教パラダイムによっ…