バーチャル・リアリティの疲労

S研究所のH氏としばし歓談。バーチャル・リアリティ(VR)の応用の話の段で、VRを体験するととても疲れるという話題。VRは視覚を中心にした超高密度の情報で圧倒的なリアリティを出現させる。おそらくは、視覚に関しては「自然状態」以上の密度と速度で情報が飛びこんでくる。これをそのまま受け取れば脳が爆発的にはたらいて疲れるのも頷ける。VRで草原や茶室を再現しても、きっとリラックスはできない。