Y氏との対話
昨夜は、ネットワークなるものについてもディスカッションした。
ここではヒントだけ。
- 顔見知りのネットワーク
- 伝え聞くネットワーク
- 見たことのあるネットワーク
- 見たことのないネットワーク
こんなネットワークの境がぼけてインターネットのなかに仮想の「空間感覚」が生まれる。「空間」にはおそらくなんらかの構造が必要であろうということ。どこまでも均一なひとつの場所で「空間らしさ」が芽生えるとは思えない。きっと音も聞こえない。色々な「へり」があったり、「取っ手」があると「空間らしさ」が誕生する。モノがさりげなく配置されたり、親友が佇んでいたり、見知らぬ人が通りすぎていたりする。そこに「空間感覚」のきっかけが生まれる。
空間について語りたいのではない。空間感覚について考えたい。科学は長年この「感覚」の問題を迂回してきたように感じるからだ。インターネットという物理的空間はどこにも見当たらないが、誰もがインターネットには空間を感じている。たしかにここでサーフィンしたり、人と出会ったりしている。
ホラ、どこからか声が聞こえてきませんか。