コミュニケーション

雑誌と異なるのは、まず誰もが記事を書けること。雑誌のように「売りモノになる記事」という前提条件はない。これは個人の日記に近い。

もうひとつの特徴は、リアルタイムにコメント、トラックバックがやって来るということ。雑誌の場合はかつては葉書がそんなレスポンスの手段だった。だからどの雑誌にも「読者からの便り」のコーナーがあった。もちろん最近ではメールを利用して記事を読んだすぐ後にコメントを送ることができるが、雑誌とまた別の仕組みを利用することとなる。

ブログの場合は、その場でブログのなかでコメントやトラックバックを送ることができる。だからそれがコミュニケーションに連なり、さらに同時にブログを読んでいる読者同士のコミュニケーションもはじまり、ブログを核にしたコミュニティが形成される。この性質はすでにマーケティングで存分に利用されている。