可聴域と超高周波

おそらくは超高周波に秘密がある。可聴域というフレームは、音を制限するのではなく、音をつくるためにある。超高周波と対になってリアルタイムでスコアを刻む。超高周波が基本的な「地」になっていると見たほうがよい。物理と感覚のあいだにこのような「地」と「図」が準備され「情報」が生みだされる。この「差」こそが人が自然に関わるための取っ手となる。