エディトリアル・サーカス

雑誌の醍醐味は、なによりもその編集にある。あるコンセプト、あるテーマのなかの百花繚乱の光景にこそワクワクするものだ。残念ながらインターネットのなかにはそんな雑誌は登場していない。でもそんなエディトリアル・サーカスに、これからのインターネットの未来が垣間見える。

これには少し準備が必要だが、ぜひ届けてみたい。そう時計仕掛けの書物メディアの誕生だ。インターネットのキラー・アプリはブラウザでもブログでもソーシャル・ネットワークでもなく、そんなD-Zineだろう。計算機としてのメディアではなく、文化器としてのメディアこそが待望されている。そろそろシステムの先を目指す尻尾のある者が登場してよい。

ねえ、そろそろサーカスをはじめませんか。